私はよく悪夢を見ます。夢は最初から最後までフルカラーで、内容は基本的には殺人、事件、事故、自分の歯が全部抜けるなど「サイコ」な夢ばかりです。
今日見たのはまさに最後の「歯が全部抜ける」夢でした。
—場所は居酒屋。店員の私は、自粛明けで込み合う店内をオーダーをとりに飛び回ります。新人の私は、水色のエプロンを付け、とにかく無我夢中でがむしゃらに働く。
幸い、職場の先輩は優しく「今日は忙しいね、大丈夫?」「がんばってるねー!」と声をかけてくれます。
お客様が食べ終わったお皿をお盆に乗せて下げていると、口の中に違和感が。何かがおかしい。
なんだかザラザラするというか、ボロボロした硬いもので口内にとにかく違和感がある。たとえるなら、ポップコーンの弾けなかったカスを口いっぱいに詰め込まれたみたいな感覚です。
それは、歯。とにかく歯。全部砕けてる。
歯を確かめようと下で歯をなぞると、なお、よりボロボロと崩れ落ちていきます。
そんな状況なのになぜか私はとてつもなく落ち着いていました。
朝起きたら、歯がめちゃくちゃ痛かったです。