私はよく悪夢を見ます。夢は最初から最後までフルカラーで、内容は基本的には殺人、事件、事故、自分の歯が全部抜けるなど「サイコ」な夢ばかりです。
夢の中でクライマックスが近づくと恐怖とともに、「これは夢だから起きればこの悪夢の再生を止められる…!」ということに気付きます。私はホラーがめっきり苦手なので目覚めて少ししてから眠りにつくのですが、そうすると大抵、見ていた夢の続きが再生されます。
そんな私が直近で見た夢は、「青いバケツで飼われるハムスター」。
場所は寝室。夕暮れ時だったと思います。義理の母親から、小さな青いバケツを渡される。中身を見てみると、そこには小さなハムスターが5匹入っていました。
私はそのバケツをベッドの頭の先に置き、そこからはブラックアウト。そこから3日たったところに、夢はワープします。
ハムスターが入っていたバケツを見ると、そこには飲まず食わずでぐったりしている5匹が重なり合っています。もう干からびそうなハムスターたち。
私はここで心臓がドクドクし始め、「やばい、やばい、私はこのままではハムスター殺しになってしまう」と緊張感が走ります。パニックになった私は「まず水を与えなくては」と思い、なんとそのまま、バケツに直接水を注ぎこみます。
すると虫の息だったハムスターたちは水を飲み始め、徐々に元気をとり戻すと同時に、体が急に大きくなっていきます。
バケツに直接水を入れたため、ハムスターが溺死してしまうという恐怖と、急に大きくなりだすハムスターを見て恐怖を覚え、またパニックになった私はとにかく水の中からは出して自分から巨大化していくハムスターを遠のけようと、ベランダにハムスターの入った青いバケツをひっくり返しました。
そうすると、怒り狂ったハムスター4匹が、私に向かって牙をむき始めました。そう、初めに青いバケツの中にいたハムスターは「5匹」。この時点で、なぜか1匹モルモットに変わっていて、そのモルモットが一番怒り私を威嚇します。
暴れるはハムスター(とモルモット)があまりに怖くて、窓をしめました。それでも威嚇を続け、網戸をひっかく動物たち。
…。夢はここで終わりです。
寝起きの感想は、素直にかなりショックでした。動物は苦手ですが、傷つけたいなんて思ったことはもちろん一度もないです(苦手だし扱いも分からないので、動物に失礼のないようにむやみに近づかないようにしています)し、内容がひどすぎる。
これまでに様々なグロテスクな夢を見てきましたが、動物やペットが出てくるのは初めてのこと。現実世界でなくて本当に良かった。
本シリーズの次回は、私がサイコな夢を見たときにまたお会いしましょう。